SUN

ある男のSUNのレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
3.9
【2023年 鑑賞28本目】

見ているうちにじわじわと伝わってくる本作品のメッセージ。
何者なのか、何者でありたいのか。社会的に認められないバックグラウンドを持ってしまったためにそんな思いを抱える男を描く。
塗り替えられない過去や背景、生まれ持ってしまった環境はあるかもしれない。だけど終盤の安藤サクラさん演じる里枝の言葉が全てだと思う。また長男の父への思いも同様に。
ラストシーンも含めとても考えさせられる作品。
そして相変わらず窪田正孝さんの演技が本当に凄かった。
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