maimai

ある男のmaimaiのネタバレレビュー・内容・結末

ある男(2022年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たかった本作!!
3月1日ついにアマプラに登場(ありがたや)

宮崎県のこじんまりした文具屋
安藤サクラ(りえさん)の涙から始まる物語
客としての演技がうますぎる窪田正孝(一旦谷口さん)
停電を救っていきなり恋が始まらないリアルさで、この映画はかなりの良作であると確信する私

友達になってくれませんか
の不器用さで既に涙が出そうになる私

数年後の家庭の描写
弁当を忘れる窪田正孝(谷口)が幸せそうすぎて震え
そして悲しい事故が、、、

妻夫木聡(イケメン弁護士先生)は人権派の優秀弁護士 金持ちで美人妻、息子もいる
一方で、在日三世としての排斥感に苦しみ
なんとか足掻こうとしている様が伝わる

原の過去が分かるシーン、
「今のお前の家族は 俺たちだろ」
というボクシングジムの男の
くさいけど最高に胸をさすセリフに涙ドバー

会長が原をボコボコに殴ったのも
原を大切に思ってこそな感じがした…

ちなみに、戸籍入れ替えおじいちゃんの柄本明は、安藤サクラの旦那のお父さん
つまり安藤サクラの義父

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原が原だと分かって
安藤サクラの「分かったから思うことかもしれないけど…知らなくて良かったのかも。だってこの町で恋に落ちて、ハナが産まれて…それは紛れもない事実だもん」(うろおぼえ)が…涙

息子が「ハナちゃんに言うの?」
安藤サクラ「どう思う?」の後
「僕がハナちゃんに言うよ。どんなお父さんだったか、って」
でもう声上げて泣いた

ありがとうございました
窪田正孝も安藤サクラも大好きです

妻夫木先生は自分ではどうにもならない事実に辟易として、新たな人生をあゆみはじめる

素晴らしい。自分の人生好きに生きたもんがち
誰かの人生だとしても、自分のものにしてしまえば自分のものだし
自分という概念はそもそもがおぼろげなので
社会構築物に負けずに自分という自分をカスタマイズしていこう。

以上、殴り書き感想でした
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