まぁ、わかりやすい作品でしたね。
これ以上の勧善懲悪モノは水戸黄門くらいしか思い浮かびませんです。
一本の映画が地元の大メディアを打ち負かした証としての作品でしょう。
『PR映画云々…』と相手候補を批判する演説をしていたデジタル大臣。
今までさんざんメディアを利用して当選してきたお前が言うか!と、総ツッコミでしょう。
ゼロ確の瞬間は、まるでアメリカの選対事務所を見ているような熱気や興奮がありました。この流れが全国に広がってほしいと本当に思います。
大島監督はじめ制作側は、決して小川議員側だけをフィーチャーするのではなく両者を公平に扱おうとしたのでしょう。それは作品のタイトルからも分かります。
しかし……。
この作品は、むしろ自民党関係者全員が観るべき作品でしょう。今の自民党に何が欠けているのかを如実に表しています。
相変わらず慶應大学の教授の演説はカッコいいですね。涙が出ます。