片山慎三監督作品。
300万円の懸賞金欲しさに指名手配犯を追い失踪してしまった男をめぐる物語。
評判良さげで気になってた今作が時間差で我が県でも上映され鑑賞してきました。
オープニングから佐藤二朗演じる父親と伊東蒼演じる娘の関西弁のやり取りが笑える（笑）
怠惰な父親を中学生の娘が呆れながらも温かさがある親子なわけです。
そんな父親が一攫千金を狙ってか指名手配犯を追う為に失踪。
ユルイ作品なのかと思いきや、清水尋也演じる指名手配犯が連続殺人鬼という事もありわりとハードなものに。
その連続殺人もある意味現代の問題を提起してるやつなんですよね。
さらに話が二転三転するスタイルは手が込んでいて非常に面白い。
何より中学生の娘役の伊東蒼の演技の上手さが素晴らしかったですね。
笑えるシーンもありつつ、ウルウルくるシーンもありつつ、色々考えさせられる作品でした。
【大垣コロナシネマワールド】
