このレビューはネタバレを含みます
主人公が3人 視点交差も見事
みんながみんなある人を「さがす」
安楽死 障害 性癖
ナチュラルに難しい問題を何個も取り扱ってる素晴らしい映画。
元々関心寄せてた事件を元にしていたということもあって、興味深い内容だった。
爪を噛む癖はストレスが原因とか言われてるから、
この犯人は無自覚に常に我慢を強いられてるんだろう。
性的興奮に生を実感しているが、その嗜好は常人とは違うもの。
そんな人間でも特殊な性癖ではなく、真っ当な生き方で楽しみを共有しようとしたんだなと、
ビールを飲まない大人がビールを大量に買ってきたシーンで思った。
みんないいけど、娘とムクドリさんの演技が光ってた。