グロ系苦手ゆえ映像がだいぶキツかった……しばらくトラウマになって一人で生活するのこわかった。目を開けられないシーンも多く。感想も、自分の中で映画の映像が風化してきた今ようやく書ける。
尊敬する方のおすすめということで観て、観たあとにその方からなぜ片山監督がすごいかの解説を受け、YouTubeで別の方の解説動画も観たが、「うーん、すごいのはわかったけど……」という感じだった。私にとっては「映画としてどう優れているか」よりも、「どれだけ自己投影し、共感し、没入できるか」が大事なのだと改めて気づけたな。
でも難病に侵された方のつらさ、みたいなものは胸に迫ってきたし、甲斐甲斐しく介護する旦那さんの姿には泣けた。
私は平和な片田舎で、家に鍵もかけずに一人暮らしをしてたけど、世の中にはこういう「絶対的な悪意」みたいなものも存在してるんだよなあ…ってことを実感させられ、突然こわくなり、映画を観てから家に鍵をかけて寝るようになった(笑)。
グロい系は苦手だけど、今年は世の中の暗い部分にも、ちゃんと目を向けていく年にしたい。元気なときには、そういう映画を観るようにしよう。
24/001