さがすのeryuのネタバレレビュー・内容・結末

　気持ち悪くて恐ろしかった。
　「さがす」とは、最初は父を探すということだと理解していた。けれど、父をではなく、父が自分をどんどん見失っていき自分を探しているように見えた。最後、娘が父の本来の姿を見つけてあげたのだと感じた。殺人がすごく生々しくて気持ち悪かったけれど、気がついたら2時間が終わっていて、うわ気持ちわる！って思っていた気持ちがなんか昇華されてた。
　最後の卓球のラリーを娘と父がしながら本当に思っていたことを伝えるシーンはすごく辛かった。