marutabatsuo

リフレクションのmarutabatsuoのレビュー・感想・評価

リフレクション(2021年製作の映画)
3.7
拷問シーンが歴代最狂レベルできつい。ドリルはあまりにも非道で正視できなかった。
ウクライナ東部ドンパス地方の戦線でロシアの捕虜になった医者の男が主人公。激烈な捕虜生活から戻り、愛娘との触れ合いを通じて日常を取り戻そうとする姿を描く。

多くの場面で正面から静止したカメラでどっしり捉えた映像が用いられる。逃げ場のない閉鎖空間、息苦しさを強調すると同時にフレームから覗いている感覚を強く植えつけられた。
どうしたって現在のウクライナと重ねてしまう。見ていてしんどい作品だった