こういうのは中々感想が難しかったりするんですが…
義兄フィル(カンバーバッチ)がとにかく無茶苦茶なことしまくってくるのかと思ったら、そうではなく絶妙な加減で弟の嫁&息子に意地悪をしてくる。
そこまで胸糞とかでもなく、今で言うこの時代のパワハラというか男社会の構図というか…
とにかくそんな感じの静かで淡々とヒリヒリしてくるどこか落ち着かない。
嫁さんがストレスで飲んだくれてたり、最初は軟弱者として揶揄われてた息子とフィルが段々と仲良くなっていったり……
……おっと。
なるほど。そういう映画なのかこれは。笑
どこに向かってる映画なのかと思ったら。
変に知識を持ってる人間が一番怖い。
普段、小洒落た役が多いベネディクト・カンバーバッチの薄汚れたカウボーイ姿がまた良い。
吹き替えで観ましたが、『ドクター・ストレンジ』の時と同じ三上哲さんなのでなんか安心。笑
トーマシン・マッケンジーが出ててビックリした。