このレビューはネタバレを含みます
私はこの温度感とか、あまりはっきりさせないところとか、撮り方の美しさとか、主役を曖昧にし4人それぞれに感情移入させてくれるような、映画が大好きだ…。静かなんだけど、少しずつ確実に砂が崩れていくような。あぁ、とても良い映画を見たなぁ。
正直、カウボーイとか苦手だなぁ…と思ってた私が、スーッと物語に入り、最後の章まで夢中で見入ってしまった作品。丁寧でさりげない演出で、一つ一つヒントや心情を拾いながら、静かにハラハラしながら見た。行動や言動の意味とか、背景とか、散りばめ方が上手いなぁ。
私の目でも、山にあるものが徐々に見えたとき鳥肌が立った…!音楽も良かったなぁ✨ピアノを弾くシーンで、少しずつ気付かせる演出とか、シビれた!この4人それぞれの気持ちや行動を考えるだけで、4倍楽しめる!
強いお酒🥃とフライドチキンを食べながら観たい映画(●´ϖ`●)
今まで🥚ベネディクト・カンバーバッチは、無臭か香水のイメージだったんだけど、今回は汗と泥と体臭を感じるキャラクターだった。今年は三作見たけど、どれも全く違った。ちょっと怖いくらい、一番荒々しい役だ。抱えているものを台詞に出さずに表現するのが凄いなぁ。
この作品で知って、すっかりコディ・スミット=マクフィーのファンになってしまった(●´ϖ`●)この映画の役が良いのだ✨カウボーイ達とは正反対の華奢さ。彼は、いつから…と見終わってからもずっと考えてる。
あと、久々に「うさ公!」という言葉を見たよ。🐇