鹿田

パワー・オブ・ザ・ドッグの鹿田のレビュー・感想・評価

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)
4.1
気性の荒い牧場主が弟の結婚相手の子連れの女性に酷い嫌がらせしてたら、女性の息子と仲良くなってきて...という話。複雑。
BL慣れしてるとスッと入りやすいかも。

世界観に没入しやすいし、明確に台詞で話してる訳ではないのに登場人物達の心の動きとかが理解できるのがすごく考えられてるなーと純粋に思いました。

ベネティクトカンバーバッチがずっと怖い。恐ろしい。
キルスティンダンスト演じる弟の妻がが皮を売っちゃったのがたまたまなのか、単なる嫌がらせなのか、はたまた共謀してなのかよくわかりませんでしたが、ここの考え方によってはものすごく歪で怖い話なのかもと深読みすることもできて面白い!
ビカミングアゴッド観終わったばっかだったからキルスティンダンストの役の落差すげーと思いましたが相変わらずお美しい。
色んな人の考察が見たくなるような作品でした。

そんなに重要な話じゃないけどローラ役の人ジョジョラビットのエルサやんけ!!また会えて嬉しい!!
鹿田

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