このレビューはネタバレを含みます
牧場主のフィルは、弟の新妻と連れ子のピーターを冷遇していたが、とある秘密をピーターにつかまれ、態度を変えていく。
西部劇なのに銃を使うことなく幕切れする今作は、落ち着きの中にじわじわくる驚きがある。
フィルがゲイであることを知るピーター。
フィルはピーターに親しくし始め、革を使ってロープを作ってあげることに。
ピーターの母はフィルが嫌いなので、
フィルがロープのために残しておいた革を全て譲ってしまう。
その際、お礼に革の手袋をもらうのだが、それ以降、ピーターはやたらとその手袋をはめている。
革がなくなって困るフィル。
「個人的に少し革を残してある」と言って、自分が持っていた革をフィルに譲るピーター。
どうやら、その革は炭疽(たんそ)病にかかった動物の革らしく、触って感染すると敗血症になってしまうらしい。
ピーターが手袋をはめていた理由がわかる。
フィルは炭疽病で死んでしまい、ピーターの笑みで物語は終わる。
解説がないと僕は難しかったです。