このレビューはネタバレを含みます
高校生の青春胸キュン映画か…推しが出てなかったら観ないな…と侮って映画館へ。
いい歳した中年女性ですが感受性豊かなのでめちゃくちゃ泣きました。
原作未読だったのでよくあるタイムリープのやつかな?って思ってたけど、伝えたいことがコンパクトにまとまっていて良かった。とても心に響きました。
福本莉子さん演じる実結ちゃんが、朝ごはん作ってくれたりお弁当渡してくれるお母さんに対し最初はありがとうと言わず冷たい態度で、そんな風に毎日を過ごしてていいの?って問いかけたくなるところから始まって
伏線とまでは言わないけど、そういう細かいところが変化していって、当たり前を当たり前と思わない大切さに改めて気付かされた。
以前ある人が「ありがとうの反対語は当たり前」と言っていたことを思い出して、ちゃんと周りの大切な人に感謝してそれを伝えて生きていきたいなって改めて思える、心洗われる作品でした!