あのことのPorigonのネタバレレビュー・内容・結末

とても苦しかったのと同時にアンヌの想いの強さ気概に心が動きました。
現在私たちに認められていることが認められていない時代を作品を通して知り、私たちには選択の幅が増えていると感じましたし、少しずつかもしれませんが、いま自分が生きている時代は恵まれているのかもしれないとも思いました。
アンヌがパートナーに妊娠を打ち明け、その後のパートナーとのアンヌのシーン。苦しかったですし、モヤモヤしたのと同時に考えせられました。相手にちゃんと向き合い共に乗り越えようとするスタンス。当たり前かもしれませんが、いざその場面に自分が立った時そのスタンスであれるのかどうなのか。ちゃんと向き合える手を差し伸べられる人間でありたいと思いました。
選択ができるようになった現代でもパートナーとのコミュニケーション、その場の感情だけでなくお互いのその後の人生を考えることが必要なのではと思います。1人でも多くの人が自分のやりたいことを選択できる世の中になればなとも思いました。