"It's biological."
詳しい感想は以下の5分動画で出しています。
https://youtu.be/oWHd2q9wr8Q
【STORY】
平和に楽しく過ごしていたベルファストの人々を襲う暴徒たち。両親、祖父母、お兄ちゃんと共にベルファストで暮らす少年バディの平穏な日常は突然壊れてしまう。果たしてバディや彼の家族に、平穏な日々は戻ってくるのか。
【感想】
《アカデミーノミネート3貫②》1貫目
起きていることはとても辛い。悲しい。しかし、ケネス・ブラナー自身の実体験に基づくからこそ、辛く苦しい部分だけでなく、悲劇が起きている町の中でもふと日常の楽しさや深い愛が確実に存在したことも、子供目線でリアルに描かれていた。
アカデミー録音賞ノミネートは伊達ではなく、子供へかける家族の声は温かく耳を包み、町の破壊音は体を震わせてくる。そして音楽の響きは最高に心地良い。
何より主人公の子役が可愛い過ぎて、あれは可愛がられるわぁ…。映画をキラキラした目で見つめる主人公に、改めて映画っていいよね、と思わされた。可愛い主人公が可愛い日常を過ごしているシーンも多く、更に激しい争いのシーンでさえたまにほっこりコメディを挟んでくる絶妙なバランス感覚には恐れ入りました。上に引用したセリフのシーンでは試写会会場の各所で笑いが漏れてたな。
そしてそして、祖父母(キアラン・ハインズ、ジュディ・デンチ)の演技がまたいいよね…しみじみした。
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観た回数:1回
直近の鑑賞:試写会(22.03.09)
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【引用用コピーライトメモ】
(c) 2021 Focus Features, LLC.