たけお

ワース 命の値段のたけおのネタバレレビュー・内容・結末

ワース 命の値段(2019年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

命に値段はつけられるのか?実話を元にした作品で、テロ後の辛い日々が描かれている。大変な仕事を引き受けてしまった主人公も、交渉を進めていくうちに、人の心を思い出すところは、考えさせられる作品だった。
LGBTQや、不倫の外子の存在など、人括りにはできない問題と、救いたい気持ちがよく伝わる作品だった。
テロの映像をほとんど使わずに進行していくところは、あまりみたくなかったので、僕にはよかった。
内容としては、実話が元なので、それほどドラマチックでなくていいのだろうが、こんな様子で進んでいったのかな?と思うくらいだった。
もちろん、被害者家族が、賠償金を断れば、なにも無しで、政府は困らないので、もらえるものはもらっておいて、後は、個々の保険で補えばいいので、もらえるだけありがたいと思いもらえばいいのにと思うのと同時に、
金持ちはたっぷりと保険をかけているんだから、救済する必要はないんやから、所得の少ない人ほど、政府が救うべきであり、金持ちが、生涯賃金に係数をかけてという計算方式にアメリカなんだなと思った。保険会社の計算方式が、政府が行う計算方式にも採用されるのかと思うと、
日本だと、金持ちを優遇する方が批判が大きいのに、アメリカは平気で、票も多く持っている権力者を優遇しようとするんだなと、何か悲しくなり、冷めていってしまった。
たけお

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