主人公2人だけをずっと追ってたら、私の心の中の井戸田が「あまーい！」って何度も叫ぶので、中盤から主人公以外の2人に目を向けてた。
公園のあの人･照生の後輩ちゃん･一瞬のシーンだけど、タクシーに乗ってきたおじさん達や駅で見る風景の人々…
葉と照生は、そのそれぞれのグループ間でしか分からないんだろうなってことをわかってて、それでいて大切に認めてるように映った。
だから、主人公2人の甘すぎる部分も、私は見届けないとなってくすぐられた。
主人公2人に目を戻して、私の心の中の井戸田が叫んでもいいかなって思った。
歳を重ねて、思い出すことが増えていったらもうちょっとわかるかな。
