このレビューはネタバレを含みます
この手の邦画の恋愛映画ってやけにリアルで嫌い（最大級の賞賛の意味で）
男は自分勝手で、女は自分のことが好きじゃない人を好きになる、切ない恋愛の方程式ですね。
自分勝手な女の私は、どちら側にも共感して、当然切なくなった。
わかりやすくこだわられていてよかった。
例えば、暗闇の中の光を映す場面が多い所とか。閉館中の水族館、夜道の東京タワー、暗い部屋で見るナイトオンザプラネット、真っ暗なクラブハウスの中の照明、、、
こんな映像が多いのは2人の恋愛の形を暗示しているんだろうな、、って思った。知らんけど。多分そうかなー？って。
あと、タイトルが最後主人公2人のセリフの役割もしてるっていうのも。無言のラストも余韻に繋がってよかった。
話の内容も面白かった。現実的なキュンキュンが散りばめられていて、そういう面でも楽しめる。
