ちょっと思い出しただけのやれやれのレビュー・感想・評価

時系列が少しずつ過去に進んでいくのが、そして時々前後するような、その動きがそのまま人の記憶と同じようで好きだった。好きな人への記憶って良いことと悪いことがないまぜになるから。

ケーキ食べながら映画観るシーンも、友達の舞台観た関係者挨拶で葉が照生と出会って高円寺の高架下歩くシーンも、すべてが最高。自然すぎてなにカップルのイチャイチャを見せられてるんだろうと一瞬醒めたくらい自然だった。「くれなずめ」もそうだし松居大悟監督と役者の距離感が良いんだろうとか思う。

クリープハイプのエンディングも良い。