ねずねこ

名付けようのない踊りのねずねこのレビュー・感想・評価

名付けようのない踊り(2022年製作の映画)
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田中泯さんの踊りを「踊り」という言葉でラベリングしてしまうのは浅はかなのかも。
踊りなのだけれど、踊りと言われると私にはピンとこない。
何かもっと、魂であったり、生命だったり、肉体だったり、そういう根本のかたまり。
田中泯さんは原始に、自然に、根源に近づこうとしているのかな、と。
とても尊いものを感じた。

ダンスは映像にしてしまうと伝わらない、というのは本当に感じた。
この映画をみて、田中泯さんのパフォーマンスを生でみて、初めてこの映画は完成する。
そんな気がした。

猫がかわいい。
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