コロナ禍にある現在と、コロナ禍以前の世界でアメリカツアーをしていた細野晴臣バンドの活動を綴ったドキュメンタリー。
細野晴臣がニューヨークでのライブで、
自分がアメリカ音楽に影響されてきたことをお客さんに話した際、
「アメリカの良い文化や音楽たちが日本にやってきた。資本主義も一緒にね」
とややブラックジョークをかました時、
「Sorry!」
と合いの手を入れる客の大らかさが本当にすごい。
別に当事者でもないし、政治家でもない立場の人が無責任に、軽々とジョークで応えるやりとりが素晴らしいし、あったかい。
深刻になりがちな話題ではあるけども、
軽快に深刻さを乗り越えてる感じがいい。