TakuPan

君を愛したひとりの僕へのTakuPanのネタバレレビュー・内容・結末

君を愛したひとりの僕へ(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

結論から言うと、微妙です。
こちらの「君を愛した〜」が3.0
別作品の「僕を愛した〜」が3.2
にしてます
【2作品共通レビュー部分】
前提として、同じ時間軸の並行世界を2本の映画に分けて作られています。
主人公は同一でヒロインが別です。

そしてこちらの作品は「栞」がヒロインの作品。

ある時、主人公の暦と栞がパラレルシフトした時に事故で栞が戻ってこれなくなってしまい「交差点の幽霊」という地縛霊で暦のみが見える存在となってしまう。
暦は栞を助けるために研究に没頭する。
というストーリー。

問題は映画を(原作未読ですが2作品)二本に分けるために、それぞれに干渉させてる部分があって、それが説明不足で違和感というか不快に感じました。

【個別レビュー】
とくにこちらの作品は、栞も助けられてないし、全体的にシナリオとして薄い割に、一作品として仕上げるために間延びしているイメージ。間延びさせている割に、もう一本の映画につなげるために途中から強引にもう一人のヒロインの「和音」が入ってきたり、ラストが曖昧だったり。

一つの時間軸をパラレルワールドで2作品にするというアイデアが先行しすぎて完成度が低い。
どちらかを完成させて、もう一つをスピンオフ作品にするべきだった気がする。
TakuPan

TakuPan