小僧

ナイトティースの小僧のレビュー・感想・評価

ナイトティース(2021年製作の映画)
3.1
平凡な大学生ベニーが一夜限りの運転手を勤めるものの、乗客の美女ヴァンパイアコンビに利用されて人間守護者との権力抗争に巻き込まれていくお話。面白そうなテーマな上にロサンゼルスの雰囲気も相まって終始映えが止まらないお洒落でスタイリッシュな今風吸血鬼映画でした。
中でも印象的なのはやっぱりブレアとゾーイの危険なやんちゃ吸血美女っぷり。めっちゃ絵になる。終始気が強そうな悪女感満載のゾーイも良いけど、味方になったりベニーとイイ感じになったりただの良い子になっていくブレアのギャップは特にずるい。好きになっちゃう。可愛い。

ベニーの活躍の少なさだったり抗争描写やラスボスとの対峙シーンなど少し物足りなさを感じたものの、イケイケなテンポ感と終わり方は個人的に良かったかなと思う。ベニー良い奴すぎるから幸せになってほしい。
そしてアルフィーアレン推しとしてはかなり嬉しい悪アレンが拝めたのでそこも大満足。飄々と危ない雰囲気漏れまくってるの凄い。さすがの演技力と存在感。こんな吸血鬼いたらたまんねえな(心の声)
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