ぽん

猫は逃げたのぽんのレビュー・感想・評価

猫は逃げた(2021年製作の映画)
3.3
「愛がなんだ」(2019)や「街の上で」(2021)の、フランス映画みたいな雰囲気が気に入って今泉力也監督を追いかけてこちらを鑑賞。タイトルから私の頭の中ではセドリック・クラピッシュの「猫が行方不明」(1996)が思い浮かんでいたけど、そんな軽やかな物語じゃなかった。城定秀夫脚本ゆえなのか生々しいエロ・シーンが多くて閉口。ニャンコはエロ消しの中和剤か。でも可愛かったのでヨシとします。猫推し映画でありがちな気がするけど、なぜ皆あれほど抱っこするのか?抱っこ嫌いな猫は多いと思うが。ジャケ写にもなってる抱っこで屋外移動なんて悲鳴が出そうになるが。

4人の男女のグダグダ恋愛バナシはよく出来てて面白いんですけどね。特に4人揃っての本音ぶっちゃけバトルはヒリヒリして削られた。(←褒めてます) 夫の浮気相手の女子がまぁぁぁどの口が言う?っていう我田引水の弁解と自己正当化に終始しててスゴかった。お前がやったことに全猫飼いは殺意抱くよ。
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