地下格闘場で戦う星矢は、試合の中で無意識に不思議な力を発現する。
それを観ていた資産家のアルマン・キドから、その力は「小宇宙（コスモ）」であり、女神アテナを守る聖闘士の証だと教えられる。
アルマンの邸宅でアテナの生まれ変わりシエナと出会い、「小宇宙（コスモ）」の可能性に触れた星矢は、聖闘士になるための修行を始めるが・・・。
字幕版鑑賞。
車田正美というと、私は「リングにかけろ」とか「風魔の小次郎」などの印象が強くて、「聖闘士星矢」はそこまで必死に読んでいた作品ではありません。
そんなわけで思い入れはそれほどないんですが、真剣佑が主演だというし、日本漫画、アニメをどう魔改造しているか気になっての鑑賞。
で、感想はというと何というか脚本が残念すぎやしませんかね。
星矢の成長にスポットを当てるというのは良いと思いましたけど、にしてはキャラ立ちしていないし、構成展開もイマイチ。
総じて他作品でも便利に使われる地下格闘場とか安易、
そこにいるチャンピオンが星矢に執着する意味薄し、
人質になったアルマンの部下の重要そうで重要じゃない扱い、
星矢の修行シーンの薄さ、
シエナが星矢を外に連れ出す意味、
アルマン爆弾、
星矢覚醒表現の浅さ、etc....
映画用に改変された設定や戦闘シーンは私的には楽しめる要素でしたが、これでは続編作るのは難しいのではないだろうか？
聖闘士たちがたくさん出てきて戦うところも観たいんですけどねぇ。
