青年の星矢ということで、ストーリーや設定変更は覚悟していたのですが、それ以外のキャラクター描写がトンデモナイことになってたら嫌だなと不安になりながら鑑賞。
いや〜真面目な映画でした！
真面目過ぎて物足りなくはあったのですが、原作やアニメに誠意ある作品だったとは思いました。
冒頭の黄金聖闘士(ゴールドセイント)同士のバトルシーン。あの映像がかっこよく、鳥肌立ちました。質感がすごいし、どういう経緯であのようなことが起きるかわかってると最高に盛り上がる映像でした。
星矢がわけわからん組織に声をかけられたり襲われたり、いきなり修行させられたり、と戸惑う気持ちも理解しやすい流れでした。ただそこから修行に身が入るようになるところは説得力に欠けるかな、と。
それは別として修行シーンで登場する魔鈴さんはめちゃくちゃ最高でしたね。キレキレでかっこよかった😍
ヴィラン側ですが、人気のある聖闘士(セイント)を持ってきたのも、納得できる展開でしたし。何より聖衣(クロス)がかっこいい。星矢の聖衣だけでなくヴィラン側の聖闘士の聖衣の特徴を使うシーンはアニメをリスペクトしてる演出でめちゃくちゃ興奮しました😊
ただやはり、バトルシーンは盛り上がりに欠けましたね。必殺技を叫ぶ必要はないのですが、アニメの「ドラゴンボールZ超」の映画版のように20分ぐらいバトルしててよかったです。短過ぎた…。
星矢はやられればやられるほど立ち上がるので、そういうのを観たかったですね。
興行的に厳しい状況なんですが、続編できて欲しい。そこでめちゃくちゃバトルして欲しいです。
