kanaco4月末までお休み中

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのkanaco4月末までお休み中のレビュー・感想・評価

4.2
任天堂の看板スター・マリオとその仲間たちの世界が任天堂×Illuminationのタッグで映画化へ!原作に忠実なキャラデザと世界構築、カラフルで美しいアニメーション、『ゲームの映画化』であることを象徴するステージギミック的な見せ方も凄く上手!音楽も素晴らしい。シンプルながらキャラクター愛に溢れる1本🍄(140文字)

****以下ネタバレあり&乱雑文****

★完全なネタバレはしませんが、ストーリー展開・登場キャラクターが推察されるような記述がありますので未鑑賞の方はご注意ください。

GWの大本命な人も多いのでは?というほど期待値の高い『スーパーマリオ』のアニメ映画化。私自身はマリオにあまり触れてこず。ゲームボーイの『スーパーマリオランド2 6つの金貨』とスーファミの『スーパーマリオコレクション』くらい…。後は弟がWiiのマリオカートに相当入れ込んでいたので、一緒にちょっと触ってはコースから転落してブチ切れた思い出…(特にレインボーロードとクッパキャッスルとおばけぬま2!許さん😡!!)。マリオよりはヨッシーアイランドとかスーパードンキーコング1、2の方が好きでしたね~。

最新作だし公開して間もないので、いつも書いている序盤・導入の◆あらすじ◆は割愛😀

❶任天堂×Illuminationのタッグが贈るスーパーマリオのアニメ映画化

かの有名な任天堂の看板スター・マリオとその仲間たちの世界が任天堂の開発チームとミニオンズでお馴染みのアニメ制作会社Illuminationのタッグによって映画化へ!40年間に渡ってゲーム界を牽引してきた日本を代表するゲーム『スーパーマリオ』を愛を持って作り上げた渾身の1作!

原作に忠実なキャラクターデザインと世界構築、ワクワクするカラフルで美しいアニメーション、実写感のある映像と二次元的な映像が違和感なくスムーズに共存している。また『ゲームの映画化』であることを象徴するステージギミック的な見せ方もとても上手!右スクロール、縦スクロール、3Dアクションなどを盛り込んで各ゲームを彷彿とさせてくる。ゲームそのままのギミック音やアレンジされたBGMも楽しい。これにはお子さまたちだけでなく過去プレイをした大人たちも心弾むのでは😆

❷マリオに学ぼう!『諦めない心』の大切さ

『スーパーマリオ』のゲームってけっこう難しい。そしてマリオの仲間たちは特徴的な性格が設定されているが、主人公ゆえにマリオ自身って案外謎に包まれている。そんな中、映画でマリオに対し印象深く描かれるのが「あなたって諦めない人ね」というキャラクター性。

昔にTVで見た、役者の柄本佑さんがゲーマーだったお母さま角替和枝さんから「あんたはマリオやゼルダから何を学んだんだ!諦めない心だろ!!」と小学生の頃に本気で怒られたことがあるというエピソードを、この映画を見ながら思い出した。

そうだよね~。プレイヤー=マリオ。マリオはどんなに理不尽な目にあってもしつこいくらいに諦めない心(=リトライする心)をもったオジサンなのだよね(なおkanacoが投影されたマリオは一度も全クリの経験をしたことがない模様 😑<チーン)

❸キャラクターの魅せ方が素敵!続編にも期待!

単純なストーリーが展開される一方、各キャラクターの成長物語がきちんと描かれている印象。志は高いものの、ただのパルクールガチ勢オジサンだったマリオを筆頭に各キャラクターの心境の変化などが見てとれたので「キャラクター」を魅せるための特化型ストーリーに感じた。

悪役ゆえにその過程が見られないクッパも、怖いだけではないコミカルな存在へとフォローされていて好印象。特に彼の「ピーチ」への想いを込めた歌唱は『シャルル・アズナヴール/イザベル』じゃないのだから😂と思わず笑ってしまった。

個人的には思ったよりも登場人物が少なくて「あら、随分と出し惜しみするじゃない」と思った。正直マリオカートに出てくるくらいのメンバーはちょい役じゃなくてガッツリ出てくるものだと思っていた(笑)まぁ、続編で出てきそう(既に匂わせあったし)。

逆に「そこ?」っていうメンバーが出ていて意外なサプライズ。あんなに元気に動いているお爺ちゃんを(アニメ以外で)初めて見た。私の中であのお爺ちゃんはレコードを回しているか、椅子に乗って毒舌吐いてくるだけのイメージだったので~🤔

🍄🐝「一応述べると”あくまで子供向け”っていうのが大事な要素だと思いました。スーパーマリオ2ももちろん良いのですけど、スマッシュブラザーズの映画も作って~イルミネーションさん💖あとスーパードンキーコングシリーズも~。スーパードンキーコングの音楽がとても好きなので、アレンジを映画館で聞きたい~✨🙌😆」