1001本目〜。
世界観の作り込みがしっかりしすぎている!!
作り手が本気で「この世界を信じている」のがわかる。
『Pacific Rim』と同じ。
全然興味なかったのに、
開始序盤でもう惹きこまれてたし、感心してしまった。
CGのバランスが絶妙なんよね。
デフォルメするところはしっかり『マリオ』の世界観に寄せてるし、
バイクとかのメカはリアルに見せるように描かれてるんよね。
イベントも、ゲームやってなくても「マリオっぽい」のが伝わる仕上がり。
ファミコン時代のアクションとか、
ドンキーコングの樽落とすアクションとか、
あと所々横スクロール風で展開されるスピーディーなアクション。
どれもよく出来てる。
ストーリー的に大したことないのは分かりきってるんだけど、
それを逆手にとって、「分かりやすさ」に徹してるクレバーさ。
どういうロジックで能力発動してんのかも分からんから、
そういう細かい設定がノイズにならないめっちゃ上手い仕様だとおもうわ。
音楽も『Guardians of the Galaxy』で使用されてる「間違いない」選曲持ってきてるし、
最後、マリオが「理想の自分」を見て勇気を振り絞って再度立ち上がるとこなんか、
もろに『SPIDER-MAN: HOMECOMING』ですよね。
わりと空気なルイージにも
最後しっかりと見せ場を与えてるところも好感。
ほんまに『マリオ』が好きな人たちが作ったんだろうなー、っていうのが分かる。
いやー、ラスト、ヨッシーも出てきそうだし、
続編あったら映画館案件ですねこれ。