KOKO7716

モスル~ある SWAT 部隊の戦い~のKOKO7716のレビュー・感想・評価

3.3
アマプラでそろそろ配信終了のところに出てきたので観ました。

紛争地も銃撃戦もとてもリアルで緊迫感がすごく感じられました。
実際にこういう事が起こっているのかと思うと、いつ死んでもおかしくない状況はこんな最後なのかと恐ろしく、そして悲しくなりました。

内容としては、主人公の気持ちの移り変わりが何だか読み取れませんでした。
表情が冷酷な人間に変わっていく感じがしたし、任務の内容を知りたがっていたかと思えば、知りたくないとか。。。

少佐の人柄や、仲間を大事にする気持ち、少ない食べ物を皆んな平等に分けて助け合う、そんなチームワークにとても心打たれて、何の任務か分からないけど応援する気持ちで観ていたのに、
カーワ?だけちょっと心に血が通ってない感じになってしまったような気がしました。
最初はビビリっぽかったのに、途中からちょっと偉そうになったり、周りから信頼されて始めたところから、任務が何だっていい。知らなくていい。と「ただ戦いたい人」みたいに感じてしまい、そんなカーワの変化についていけませんでした。(ただ私の読み取り不足かと思いますが。)

あと、最後の砦みたいなところでは「1人の男性」が標的だったようだけど、皆んなでつらなって狭い階段をあちこち銃を構えながら厳戒態勢で進んでいくので、「一体どれだけ危険人物が待ってるんだろう」とドキドキしながら見守っていたら、最後は無防備な標的を発見し、、、。
拍子抜けしました。

別に最後まで理由を隠す理由も無かったのでは?と感じましたが。

とりあえず紛争について考えさせられたし、学びはあったので良しとします。
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