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リコリス・ピザのコブラのネタバレレビュー・内容・結末

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

「インヒアレント・ヴァイス」の「ジャーニー・スルー・ザ・パスト」が流れる例の萌死シーンが130分続いてるみたいなもんじゃんか。幸福感のオーバードーズで吐きそうになった。
どう考えても僕へのラブレターフロムPTAやん。ついに認識されてしまったか。

いやしかし、まさかこんなにも素直でハッピーな作品だとは思わなかった。いや主演二人は全くもって素直じゃないんだけども。
「恋愛について」の話ではなく「奇妙な関係性について」の話だったかね。

アラナ・ハイムの不思議な引力のあるフェイスと70s風俗との相性の良さったらないし、ホフマンの血統がPTA作品に出るというにはやはり胸が熱くなるね。

とりあえずサントラ購入は決定した。


追記
子供社長を描くって視点の面白み。
高校生の時役者やってる同級生(ノットフレンド)が居たけど、なんか税金がどうとか言ってた記憶が急にフラッシュバックした。大人の世界を先に知ってしまった人達は確かに能動的だったかもなあ。発想は柔軟やし失敗もできるってのは強みよな。

追記2
見飽きたはずの横から青春疾走だけど、なぜにこんなに美しく映るのか。感情爆発とのリンクさせ方が上手いのかなあ。


追記3
70年代ハリウッドネタ散りばめ
については殆どキャッチ出来ず。まだまだだなぁ。
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