25/4/7 再鑑賞
最高!!
観る度にすきになる
上映時はフィルモグラフィを全部履修してなかったんだけど、全て見た後に帰ってくると本当にいい作品だなと感じられる。
ワンスハリウッドとかもそうだけど、この世界に浸っている幸福感が最高だなと思える。
ポール・トーマス・アンダーソン。既に巨匠といえる位置にいる監督が自身のキャリアの中でどういったピースを埋めていくのか。
その答えがこの作品というのが面白い。
キャスティングだけで凄まじい。
ポール・トーマス・アンダーソンの代表作となるかというとそうでもないと思うし、過去の作品と比べると異質と言える作風。
ただこの空気感はポール・トーマス・アンダーソンでないとだせないし、とにかくとても上手い。
まあ内容は恋愛映画でなんだけど。
それをどうやってパッケージするかという所がさすが。
設定然り、どういう過程でどういったエピソードを積み重ねるのか、それをどう見せるのか。
そのあたりがやっぱりポール・トーマス・アンダーソンじゃないとできないよなとい
う。
いわゆる名画ではないとは思うけど。映画に浸れる心地よい作品だった。