理事長

ゴッドファーザーPART IIIの理事長のレビュー・感想・評価

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)
4.2
✒️あらすじ
コルレオーネ・ファミリーを描いた壮大なドラマの最終章。ファミリーのドンとなったマイケルは、バチカンの加護を得て一切の犯罪から手を引くことを宣言した。だが後継者に甥のビンセントを立てたことから内部抗争に火がついてしまう。自身も病に蝕まれるマイケルは何とか事態の収拾を図ろうとするのだが…


✒️感想
ゴッドファーザー1.2に続いて鑑賞。

凄くいい意味でびっくりしました。
前作から16年を経て製作されているので、みんな歳をとり、どのように成長して考えが変わったのかという設定が大事になってくる作品だと思うんだけど、個人的にはこの設定好きです。

ただとにかくストーリーが若干複雑だったかも🤔
1度だけで完璧に理解出来る人は少し頭がいいと思う🧐
もう少しシンプルだったら、もうちょっと評価高かった。
だけどこの作品のラストは最大瞬間風速で言うとシリーズNO.1じゃなかろうか...🤔
とにかく衝撃的で、忘れられなかった。
インパクト性で言うと本作は良かった。

そしてキャラクターなんですが、マイケルのヴィトー・コルレオーネとは違う歳の取り方をしているということもそうだけど、マフィアのボスらしさがないので、マフィア映画という意味では見応えがないかもしれない。

けれど、ヴィンセントという魅力的で且つ危うさを兼ねてるキャラで、観ていて目が離せなかった。この人がゴッドファーザー3がマフィア映画としての面白さのスパイスを担ってた。
この人は本当に特徴的で良かった。

他に印象的だったのが、マイケルの娘メアリーを演じたソフィア・コッポラ。この方は本作の監督であるフランシス・フォード・コッポラの娘。最初は別の方だったんだけど病気のため降板し、この方になったんだそう。
だけど、しっかり存在感があって良かったし、1つ、前記したヴィンセントとのキスシーンがあって、観ててびっくりした。父である監督はどのような心情で見ていたんだろうか😅

初めて見る超名作シリーズ作品でしたが、個人的には1>3>2の順で好きです🥰


✒️作品情報
『ゴッドファーザー PART III』は、1990年のアメリカの映画。
暗黒街に君臨するマフィアのファミリーの半世紀に及ぶ年代記を綴るシリーズ完結編で、マフィアのボスとして絶大な権力を握ったマイケルの最晩年の物語を描く。
前作より16年を経て製作された。
理事長

理事長