イクミナ

マイスモールランドのイクミナのレビュー・感想・評価

マイスモールランド(2022年製作の映画)
2.0
うーん、名だたる人が、キャッチコピーに
登場して、褒めまくって、新宿ピカデリーは、かなり客が入っていたが、駄目なものは駄目だ。あきらかに新人監督。役者も素人を使っているのだろう。芝居の間が微妙に早かったり、リアクションがわざとらかったりたどたどしかったり、笑い方が、いかにも笑っていますよで、不自然でへたくそでしらける。声にだあして笑わなくてよいのだ。役の気持ちになればおのずとセリフも出てくるし、微妙に気持ちが現れる表情、まなざし、ほほえみになるのだ。わざわざ声に出して笑う必要な無い。突然の暗転がフィルム事故に見えてしまうくらい意味がないし、奇をてらうこざかしいわりに地味な演出が目立った。シナリオも、とってつけたような並列でだらだらしていて、行き止まりの宙ぶらりんんでアスガル・ファルハーディー監督の映画のように終わるつもりが描き方が中途半端だから「え?これがラスト」という終わり方。観客がアタマに『・・・?』の吹き出しをつけて、帰っていった。「騙された」と思っていることでしょう。
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