【第69回ベルリン映画祭　短編コンペティション部門出品】
アルゼンチンの短編作品。監督のマーティン・レトマンは短編を手掛ける一方、ロカルノ映画祭に三度出品するなど高く評価される映画作家の一人。

祖母が亡くなり恋人と別れようと思ったフェデリコが織りなすシュールなドタバタコメディ。

素早い切り返しで家族、惹かれた女性との出会いなどをコミカルに描く。キレ味鋭い映像と所在なさげな主人公の佇まいがおかしい。非常に不思議で上手い作品。

• #第69回ベルリン国際映画祭

普通によい。
超若干メモリアっぽいシーケンスあり

無表情かつ静謐な映像で笑わせる作風はカウリスマキの影響かな。映像の爽やかな雰囲気も好き。今後の長編新作もチェックしていきたい監督。