ゆい

オッペンハイマーのゆいのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ずっと待ちわびてたノーランの新作!
インドネシアにて鑑賞。ほぼ満席でした。
英語音声にインドネシア語字幕だったけど、後半の裁判?シーンがとにかく会話の嵐…難しくて理解するのがやっとの状態😫いろんな人もレビューで難しいって書いてあって安心した。笑

半分くらいしか理解できてないだろうけど暫定のレビューで。伝記モノだから過去作みたいな時間軸をいじらないノーラン作品久々に見たな。キリアンの目の演技が素晴らしくて、原爆投下前と後で生気が失われたような顔になっていくのが印象的だった。トリニティ実験の描写は圧巻と恐怖。爆音が後からやってくるのも唸った。うろ覚えだけど”I feel blood with my hands” ってセリフが印象的だった。(そこにハンカチを差し出すトルーマンがもううわぁぁぁ、、って感じだったな…😇)

原爆をどこに落とすか議論するシーン、京都はハネムーンで行ったから外して欲しいってくだりがあって少なからず笑ってる人いたんだけど、これ日本だったらまじてお通夜状態になるなぁと。アメリカと日本での原爆の認識の違いが全くもって違うのがよく分かる。トリニティ実験も成功してみんなスタンディングオベーションになる所あたりからもうずっとしんどくて、わたしは日本人なんだなぁと再認識させられた。オッペンハイマーは言うなれば日本側の気持ちだったんだろうね。とんでもないものを作ってしまったと。女の子の顔の皮膚が剥がれる描写があるけど、実際の原爆の威力はあんなもんじゃないことを日本人はみんな分かってると思う。

日本での公開日が決まってないのも納得。確かに見て辛くなるけど、原爆を日本以外からの視点で見れるのはあんまりない機会だから見る価値は大いにあると思います。次は日本語字幕で見て理解を深めたい。
ゆい

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