このレビューはネタバレを含みます
昨年からいろんな意味で話題となったオッペンハイマー。
日本で上映されるかドキドキでしたが、無事公開されてよかったです。
アカデミー賞多数受賞し、「テネット」以来のクリストファー・ノーラン監督の作品。
180分は長かったー。
でもあっという間っちゃあっという間だったー。
あと単純に登場人物が多い&過去と現代を行き来しまくるので、途中で誰が誰だか分からなくなる。
名前より役者の顔で覚えて頑張ってついていった。
登場人物も多いので、有名な役者さんいっぱいいて、にわかの私でも他の作品でみたことあるー！！って人がたくさんいました😌
あと、ラミ・マレックが出ていること知らずに、出てきた瞬間びっくり。
最近の作品では珍しいくらいの少しの出演でしたが、重要な役で存在感がありました。
話は逸れましたが、オッペンハイマーに対する知識はほぼ0に近しい状態で鑑賞。
あと化学もそんなに得意じゃないので、科学者同士の会話も、全部はついていけませんでした(途中でついていくのを諦めた)
化学わからなくても面白かったよ！ということは伝えたい。わかったらもっと面白いだろうなぁとは思う笑
戦争中だけど、攻撃武器を作る側の話なので、あまり戦時中感が伝わりにくかった(あえてそうしたのかもしれないが)
だからR-15指定ですが、グロ描写はないです。
オッペンハイマーが、女性との情事シーンでR-15入ったのかと思うと、必要だったか？とは思った。別に性描写入れなくても、その辺りは調整できたのでは？と感じてしまう。
「この日(8/6)を忘れないだろう」(曖昧)というセリフでは「忘れない」という認識が、日本とアメリカの違いが如実に出て、胸がキュッとなった。
私も経験者ではないので、戦争終わらせるために投下した、結果戦争が終わって、日本も豊かになった。
と考えると結果論でしかなくて、他の方法はなかったんだろうか、でも他の方法の方が戦争が長期的になり被害拡大したのでは？とかたらればになってしまう。
原爆関連は当たり前ですが、日本側視点になるので、自分でもどう捉えるのかドキドキでしたが、アメリカのしたことは正しい！正解だ！というゴリ押しがなかったので、ストレスはそこまでなかった。
あくまで「原爆」という恐ろしいものを作ってしまったアメリカとその当事者たちの話として作られていたので。
人には進めづらいけど、勇気を出してみてよかったです！2回目映画館で観るのはきついけど、配信されたら、もう少し知識つけた上で鑑賞したい。
