"我は死神なり、世界の破壊者なり"
アメリカ映画史上最大の挑戦とも言える禁断のテーマを扱った天才クリストファーノーランの知的映画資産。鳥肌立ちました、、まさに映画史の破壊者なり。容赦ないペースでお届けしているのでこちらの注意力が試される。前々日に食した生牡蠣にあたって吐き気と腹痛を耐え忍び脳活動が30%くらいだったにもかかわらず最後までその素晴らしさと見る価値を否定できない大傑作。再鑑賞は必至の難解さ。序盤から情報満載の会話、秀逸を極めたホラーテイストの音楽、聖書のように分厚くて濃厚な脚本。ソビエトより先に、対ドイツのために大量破壊兵器を一刻も早く完成させるべく自分を限界まで追い込み道徳的葛藤に押しつぶされながらアメリカの勝利に全てを捧げた天才のなんとも皮肉な結末。キリアンマーフィーってなんでこんなに"オッペンハイマー"って顔してるんだろ。適任すぎて鳥肌！笑ったときの顔が好きすぎる。ロバートダウニーJrが助演男優賞取った理由はよく分からず、、そういえばピューが脱いでたね、周り性格悪い人ばかりだったけとアイインシュタインが唯一の癒しだった。。
