IMAXで観てきたので爆発音の臨場感がすごかった。劇場全体がビリビリしてた。
科学者の倫理観に焦点が当てられていて、ノーラン監督の強い反戦の意図は特に感じられなかったと思う。これを起点に泥沼のような軍拡競争が始まっちまいましたね、という事実が述べられてたという感覚。
劇中で述べられていた、恨みの対象になるのは開発者より大統領の方ってのは、まあそうかなって思うんだけど、オッペンハイマー自身が自分には用途を決められないって言っちゃうのは正直ちょっと嫌な気持ちにはなった。追い詰められたんだろうけど、お前が言うなよっていう…。世界を破壊したんだって決め台詞的な最後も、うーん…って感じ。
これがアカデミー獲ったのは正直意外。映画として単純に面白かったか…?