核爆弾の開発に寄与することとなった、
オッペンハイマーという人について描いた作品。
その被害の甚大さや被災者の苦しみについては大きく取り上げられていない。あくまでも、オッペンハイマーという人について描かれている。
彼がいかにして研究者の道についたか、開発に携わる経緯、当時のアメリカの雰囲気など背景について非常にわかりやすくつぶさに描かれていた。
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180分の長編だが、かなり凝縮された内容。
それほど長く感じなかったけど、長編は長編なので劇場での鑑賞を推奨したい。
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背景について勉強した上でもう一度観たい。
時たま置いてけぼりになるので、知識不足がよく分かる。
ストーリー展開がノンフィクションの割に派手なので、知識がなくても一周目は十分楽しめた。