アカデミー賞主要部門総ナメ『オッペンハイマー』(23年)観了。クリストファー・ノーランの完璧主義と撮影ホイテマ/編集ジョナサン・レイムの布陣は鉄壁で完成度は云わずもがな。ただこの題材はどんな筋でもﾔﾊﾘ受け容れ難い…
主演のキリアン・マーフィは結構前から贔屓(ニール・ジョーダンの『プルートで朝食を』とか！)なんで報われたのは嬉しい！
体当たりのフローレンス・ピューは眼福だったけど少し場違い感はあったかナ。一方本作のエミリー・ブラントには魅力を見出せず…
他にも超豪華キャストの中で(懐)のマシュー・モディーン(『愛されちゃってマフィア』！)の枯れ具合に｢そりゃ自分も年取る筈だ…｣(苦笑)
スコアは『TENET テネット』に続き若き名匠Ludwig Göransson。あと低音がスゴくて｢アカデミー賞で録音賞も獲ったんだろうナ｣と確認したらノミネイト止まりで受賞した『関心領域』に俄然興味が…
あと｢ノーランはもう何を撮っても複数の時間軸で展開させるのはマストなのね｣とは思ったw
近年の傾向から次作(マット・デイモン、トム・ホランド、ゼンデイヤ、アン・ハサウェイ、ルピタ・ニョンゴ、ロバート・パティンスン、シャーリーズ・セロン出演!!)は順番的にSFっぽいのになるのを気体！
