うかりシネマ

オペレーション・フォーチュンのうかりシネマのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

口の汚さやギャグにガイ・リッチーっぽさはあるが、世界を飛び回っておつかいをこなしてマクガフィンを手に入れる、美味しいところをちゃんと全部やってる普通のスパイ映画。
クライマックスで時系列を軽くシャッフルして魅せるが、複雑にはしない。二つの国家直属の諜報機関が同一の目的で競合するという設定は面白いが、そこから相関図が複雑になることもなく、単に敵が増えているだけなのは残念。

オーソンのワイン好き設定も、ただ設定としてあるだけ。
前半クライマックスの兵器を交えたドンパチは面白いし、満足感はまあまあある。
イギリス・MI6が出資者、ネイサンが監督、オーソンらが役者として映画のメタファーをやってるのかな? と思うが意図がよく分からなかった。