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Sardar Udham(原題)
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『Sardar Udham(原題)』に投稿された感想・評価

なだ
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今作を観る前に1919年4/13にインドパンジャーブ州で起きたローラット法反対集会に144条違反として丸腰のシク教徒を大虐殺したアムリットサル事件を知らなくてはならなかった。

その大虐殺を示唆したパンジャーブ州の副総督イギリス人マイケル・オドワイヤー(実行はダイヤー准将)を暗殺するサルダール・ウダム・シンの半生を描いた作品。

イギリスで逮捕され収監されたウダム・シンを仲間の関与を疑い拷問をしたり、42日絶食する彼を身体拘束して食物を注入したり…辛いシーンも多い。
私は第三者の立場で歴史として見られるけど、殺した方の気持ちもやったからやり返すのが正しいのか納得する答えは出せない。ただ決して繰り返してはいけない事を学ぶだけだ。
「革命家」としての行動に拘るウダム・シンの印象が残る。


時系列が前後してちょっと理解してないシーンもあるのですが、しかしウダム・シンの根底にある惨劇「アムリットサル事件」が終盤生々しく描かれており、女性や子どもも巻き込まれたそのリアルな映像に目を伏せる事しばしば…事件後息のある人達を一晩中荷車で医者の元に運ぶウダム・シンを見ていて辛かった。

同年代的に1920年を舞台とした『RRR』のエンディングで出てくる「パンジャーブ決意の雄牛」パガト・シンが出て来ます。

RRRの楽しく歌って踊っていたエンディングの裏にはこんなに恐ろしい大虐殺の歴史が隠されていたかと思うと身震いします。
東インド会社から始まる大英帝国の負の面を学ぶ作品でした。

大屠殺を命令したのはイギリス人
発砲したのは英印軍
WW1.2でイギリスの兵士としてかり出された沢山のインド人

インド大使館は最近こういう作品を上映してくれるなぁ。

史実に基づくデリケートな作品なのでスコアはなしです。




主演ウダム・シン役のヴィッキー・カウシャルは、カトリーナ・カイフの旦那さんですと😳
4.0
英領時代1919年4月13日。公園に集まった群衆に対し、英国軍が発砲したアムリットサル事件が発生。革命家ウダム・スィンはその復讐の機会を狙う…というストーリー。


凄まじい…🥶

時系列がバラバラで行ったり来たりするのがわかりにくいけど、この事件の様子の描写は、今まで見たどんな戦争映画よりも、長い時間取られていて、惨劇🩸の生々しさがスゴイ…😱

インド映画らしい歌🎵や踊りは一切なく、この悲劇を映画として淡々と記録したこと、そしてイギリス政府🇬🇧からの謝罪が未だにないという最後の一文に、インド人の怒りを感じた😠

アムリットサル事件の詳細を知りたい方にオススメ。
potato
5.0
凄まじい。今年で一番長く感じた3時間だった(いい意味で)
アムリットサル事件の復讐として当時殺戮を指揮していたイギリス人のパンシャーブ州総督を暗殺したインドの男の話。時系列が交錯していて、基本的には軽くあらましをなぞったあとに暗殺からの尋問を通じて彼の生涯を紐解いていくという形式。
その振り返りも時代順というよりかは徐々に周辺から攻めることで核心であるアムリットサル事件をゴールにする…という手法を取っているんだけど、その過程でイギリスやソ連なんかの社会主義者と交流したり、かつて絞首刑にされた革命グループのリーダー(彼がまたとてもカリスマで魅力がすごい!)なんかの回想が入ったりして、ゆっくりゆっくり引き込まれていくのがとても丁寧だった。歌や踊りは一切ない代わりに色彩美がすごくて、どのシーンを切り取っても質感の上質さが触れられるほどしっとりしていて良かった。

物語の、というか彼の人生の核心にあるアムリットサル事件という一夜の話に映画は最後の一時間を丸っと割く。このシーンが本当に見るに耐えなかった。イギリス軍がローラット法に反対する非武装のシク教徒を虐殺する夜のシーンなんですが、悲しみのあまり吐いてしまうかと思った。すごい。イギリスの植民地総督の暗殺というあらすじを聞いて正直なにかしらの溜飲を下げるための映画だと思ってたんだけど、目に見える救いはどこにもなかったのである。しんどい。
でも観て良かったです。

全く報われないからこそ熱くきらめく自由への渇望というものがあり、この作品は一切あからさまに楽しげなシーンを描かないことで(もちろんフワッとしたラブとかややウケのシーンはある)かえってインドが置かれていた閉塞感だとか絶望と隣合わせの運動だとかを際立たせていたと思うんですが、彼が遺していったものそのものに意識がどうしても向くことで、倒されるべき宿敵への復讐良かったね〜では伝えきれない、歴史に対する「忘れるな」を突きつける凄まじい作品だなと思いました。誰もが観るべきだとは思うけど、一方でインド人でなければ伝わらない機微でもあるだろうな、とも思った。歴史映画、かくあるべし
最高です