このレビューはネタバレを含みます
面白かった。
手がかりがあまりないのでどうやって犯人を探すのかと思ったら、できるだけ多くの人のDNAと照合するという、原始的なんだか科学的なんだかよく分からない手法。
犯人がNDA採取に協力する訳ないのに…と思っていたら合致率50%の人が見つかって、そこから徐々に近づいていくのも面白かった。
ただ、捜査の進展をけっこう公開してしまってるのが、犯人が逃げるんじゃないのかなぁ??と心配してしまった。イタリアではこういう感じなんだろうか。或いは捜査がなかなか進展しなかったから会見せざるを得なかったのか。
検事が女性で、被害者と同年代の娘さんがいるので、尚更犯人への怒りが募ったんだろうなぁ。
その辺あまりメロドラマチックにならずサラッと描いているのに好感が持てた。
被害者の遺族が痛々しくて気の毒だったが、犯人の奥さんもかなり気の毒だった。犯人にも娘さんがいるんだもんなぁ。