あんときの井上

もうひとつのことばのあんときの井上のレビュー・感想・評価

もうひとつのことば(2021年製作の映画)
3.2
『ファイト・クラブ』と思しき出会いから、『イエスマン"YES"は人生のパスワード』のような遊びをして、嘘みたいなカップル誕生か?という映画。

鑑賞後感も悪くないし全体的にポップな印象でストーリーも良く纏まっていたのではないでしょうか。

ただ、脚本で意味不明な点が四つあります。

一つ、通訳案内士?の馴染みのお店にて、昔似たようなお店で働いていた旨を、健二が吐露したことによる周囲との一連の会話のくだりが意味不明だった。

二つ、暗に好意を示す健二に対して怒りを露わにするミキの理由が意味不明だった。

三つ、ミキと比べ、健二の背景が弱く意味不明だった。

四つ、通訳案内士?の男性の方がゲイにしか見えなくて、ラストの別れ際に健二の肩を叩く意味深なカットが意味不明だった。
あんときの井上

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