羊の群れは丘を登る

四畳半タイムマシンブルースの羊の群れは丘を登るのレビュー・感想・評価

3.5
ノイタミナ時代の『四畳半神話体系』を観ていた自分。だいぶ前の記憶だが。

サマータイムマシンブルースとのコラボ。

 壊れたクーラーのリモコンをタイムマシンで遡り、取ってこよう。
 当然ながら、テレビアニメを今さら劇場版にする話の肝はそこではなく、京都の大学生主人公"私"と明石さんの恋の行方はどうなるかである。

成就した恋ほど語るに値しないものはない
   
  締めくくりの洒落た言葉が示す

 そう言えば、小津にも想い人がいたはずなのだが、どうなったのやら。

 この主人公"私''の饒舌なナレーションと、リズム感よくストーリーが展開される久しぶりの感じだった。

主題歌はアジカンの『出町柳パラレルユニバース』ですが、
どうせなら、オープニングも『迷子犬と雨のビート』で始まって欲しかった。