今年2月に観たのを思い出しながらレビューします。(この文章は同年9月28日に書いています)
風景は美しいが何もない島が舞台で。 主人公のパードリックは唯一友人コルムから絶好を言い渡されてしまう。
明示的には描かれていないけれど、観客は自分の中にある何かを思い出させるよう巧妙に作られたお話。多くの人々が避けていたり避けられずにいた/いることを友人コルムの態度からやり切れない笑いが立ちのぼってくるのでした。
苦いユーモアのある作品でした。
後から知ったのでしたが同作の監督脚本は、あの『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー氏。 曲者ですね〜(*^o^)>
分からなかったというレビューがあったのでヒントとしては、主人公の周りには見えない壁のようなものがあることと恐らく友人としてせっしていたのはコルムさんだけだった…というのが手掛かりになるかもしれません。