拓馬

イニシェリン島の精霊の拓馬のネタバレレビュー・内容・結末

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

内戦の愚かさを小さな島内に模した映画。

あえて変わり映えさせないカメラワークの節々に、心が抉られるネガティブな描写、加えてこれでもかと周到に仕込まれた余白に、強制的に思考させられるような、気持ちの悪い感覚が付き纏う作品だった。

妹以外全員狂ってたのでどの人物にも感情移入できず、永延続くコメディとネガティブの緩急差に若干胃もたれ…

問題提起物としては評価はできるが、映画としてはそこまでハマらなかった。
でも好きな人には堪らないんだろうな。
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