カットごとに質感も見せ方も目まぐるしく変わる演奏シーンが傑出していた！サックスの曲線的な表面に照明が乱反射してカラフルに輝くのとか凄い。思いつかないレベルの見せ方が矢継ぎ早に。聴衆や演奏者の眼球の揺らぎなども面白い！
芯食ったキツいアドバイスされた時に長く歩いてる落ち着かせるシーンがあまりにもあるあるで苦しかった。
ストーリーは長い原作をギュッとしたからか、
ライバルの存在などが皆無なのとかは物足りず。
演奏シーンでカチャカチャ絵柄が変わるのは良いけど、人間がつるんとしたCGになるのはよくわからなくて気が散ってしまった。
スラムダンクの歴史的達成を観ちゃった直後なのは分が悪いけど、予算と時間をもっと自由に注ぎ込んで手がかかる手描きの演奏シーンを増やしたら増やしただけ満足度・完成度が上がったんじゃないかと思ってしまう。ない物ねだり。
