めちゃめちゃ良かった!
まさかこの漫画をここまでしっかり映像化できるなんて。挑戦した人たちの勇気とやり切った事実に感服です。
そもそも音が鳴らない漫画だからこそ「すごい音」を脳内で物凄いものとして無責任に無限大に肥大化できてたわけです。
だからこそ「すごい演奏シーン」に毎回鳥肌立たせて感動できてたのです。
なのにこの映画はそれを無謀にも現実の音にしてしまい、なんと漫画の時に感じたのと同等の鳥肌、感動を実現できてるんです。 幻想でしかなかった「JASS」の音が、実体化できてしまってるんです。
ほんとに劇場で見れて良かった!
ただし、3DCGのひどさは、信じがたいレベルです^o^
よくぞこれで上映したな、と言えるぐらい、超絶最悪クォリティです。
CGは基本演奏中のみで、演奏中もここぞというカットやバストショットなどはCGを使わずちゃんと描いてます。素晴らしい作画です。それゆえギャップが、、
もはや独特の未来的哀愁さえ感じる表現になってるので、逆に必見かと。
序盤のモブの作画がひどかったり、主役級でもシーンによって作画のクォリティがバラバラだったりで、せっかくいい作品なのに、アニメーションの品質の揺れがノイズになってるのが残念。
あと、何も情報入れないで行ったのか良かった!
原作ファンはCGへの事前の覚悟と、その他の情報入れないで観に行くことをお勧めします。