かとけん

BLUE GIANTのかとけんのネタバレレビュー・内容・結末

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

Dolby Atmosで鑑賞。
原作が好きで期待して観に行っただけに本当にガッカリした。
10巻を2時間におさめるのは無理があるよ…全体的に間がなくて駆け足に感じた。

分かりやすくしたかったのかなんなのか、全編通して、はい!ここ感動するところですよーー!っていう演出が見ていてきつい。

まったくの初心者の玉田がいくら頑張っても1年半であんな上手くはならないだろ…最初から空き缶であんなタイトなリズムが刻めて、1年半後にあそこまで上手くなれるんだとしたらお前は営業なんかやってないでドラムを叩けと言いたい。

演奏シーンのCGはもう本当に最悪で、いい演奏をする人はその立ち姿で大体わかる
もんだし、あんなダサい動きをしているやつからいい音が出るわけがない。
雪祈は最後SO BLUEのステージに立てないで終わるからいいのに、あんな最後にしてしまったら安っぽいお涙頂戴にしか見えなくてかなり冷めた。
音楽の熱さと感動を画で分かりやすく伝えようと過剰な演出が多くて本当にいらないと思った。
鳴っている音楽自体はあれだけ素晴らしいんだから、過剰な演出ではなくてそこに至るまでのドラマと音で感動させてほしかった。
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